学資保険って本当に必要?メリット・デメリットをわかりやすく解説

保険

「学資保険って入った方がいいの?」子どもが生まれると、必ずと言っていいほど出てくる疑問です。でも実際のところ、学資保険が本当に必要かどうかは、家庭の状況によって大きく違います。保険代理店13年の私が、メリット・デメリットを正直にお伝えします。

学資保険とは?

学資保険とは、子どもの教育費を準備するための貯蓄型保険です。毎月一定額を保険料として支払い、子どもが進学するタイミング(18歳など)で満期保険金を受け取る仕組みです。

さらに、契約者(親)が死亡・高度障害になった場合は、その後の保険料が免除され、満期時に予定通りの保険金が受け取れるという特徴があります。

学資保険より先に考えること

学資保険を検討する前に、まず確認してほしいことがあります。それは「親(契約者)の死亡保障は十分か」です。

学資保険には「契約者が亡くなったら保険料免除」という保障がありますが、それだけでは不十分な場合がほとんどです。親が亡くなった場合、教育費だけでなく毎月の生活費・住宅ローン・食費なども必要になります。

保険の優先順位としては、①生命保険(死亡保障)→ ②医療保険 → ③学資保険の順番が基本です。死亡保障が十分に確保されてから、学資保険を上乗せで検討するのが正しい順番です。

学資保険のメリット

① 強制的に教育費を積み立てられる

毎月自動的に引き落とされるため、「使ってしまって貯まらない」ということが防げます。教育費の準備が苦手な方には特に効果的です。

② 親に万が一のことがあっても安心

契約者(親)が亡くなっても、保険料の支払いが免除されて満期金が受け取れます。これは学資保険ならではの保障です。

③ 生命保険料控除が使える

年末調整・確定申告で生命保険料控除として申告でき、所得税・住民税の節税になります。

学資保険のデメリット

① 返戻率が低下している

以前は低金利の影響で返戻率が下がっていた時期もありましたが、2025年現在は予定利率の引き上げにより返戻率が回復傾向にあります。明治安田生命「つみたて学資」では最高129.2%を実現しており、130%近い商品も登場しています。ただし、高い返戻率を実現するには「短期払い(早めに払い終える)」が条件になることが多く、その分、毎月の保険料負担が重くなる点には注意が必要です。

② 途中解約すると元本割れする

満期前に解約すると、支払った保険料より受け取れる額が少なくなります。長期間払い続ける前提で加入が必要です。

③ インフレに弱い

受け取れる金額が固定されているため、物価が上がると実質的な価値が下がる可能性があります。

学資保険 vs 他の方法:比較表

方法メリットデメリット
学資保険強制積立・親の死亡保障つき返戻率が低い・途中解約で損
つみたてNISA非課税・運用次第で増える元本保証なし・保障なし
定期預金元本保証・いつでも解約可能ほぼ増えない
終身保険解約返戻金を教育費に活用可能返戻率が戻るまで時間がかかる

学資保険が向いている人・向いていない人

向いている人

  • 貯金が苦手で強制的に積み立てたい人
  • 親に万が一のことがあったときの保障も兼ねたい人
  • 元本保証で確実に準備したい人

向いていない人

  • すでに十分な貯蓄がある人
  • NISAなどで運用しながら増やしたい人
  • 収入が不安定で途中解約のリスクがある人

まとめ

  • 学資保険は「強制積立+親の死亡保障」がセットになった商品
  • 返戻率は以前より下がっているが、確実に準備したい人には向いている
  • NISAと併用するのもひとつの選択肢
  • 途中解約だけは避けること

「学資保険とNISA、どちらがうちに合っているか相談したい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。家庭の状況に合わせて一緒に考えます。


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